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■近代エロスの流れ
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・エロ媒体の流れ!!
@昭和のエロ本
 昭和のエロスは、エロ本という雑誌がエロの主流であった。そのエロ本のジャンルに「ビニ本」という、エロ本が存在する。

 この「ビニ本」の販売方法が独特で、自動販売機で販売されており、「エロ本」がビニールに入っていたことから、「ビニ本」と呼ばれるようになった。

※「ビニ本」は、アダルト専門店で店頭販売されていることもあった。

 現在では、エロとしての価値よりも、芸術資料や歴史資料(昭和風俗資料)としての価値が見いだされてきており、ネットオークションで高額取引される「ビニ本」も存在している。

A平成以降のエロ本
 平成を過ぎた頃に出現したエロ本が、DVD(CD-R)付きエロ本である。

 このDVD付きのエロ本のDVDは、AVのサンプル動画や出演者のオフショット、撮影風景、等が映像で記録されていたことがあった。

 レジェンドAV女優のインタビューやオフショットが記録されていることもあり、入手が困難な「DVD付きエロ本」はネットオークションで高額取引されることがある。

BVHS、LD
 VHSやLD(レーザーディスク)は、映像の媒体として昭和の中期から発売されてきた。

 販売当初の「アダルトVHS、LD」作品の価格は3万円〜5万円くらいが相場の時期もあった。大人でも、アダルト映像作品を気軽に購入することが、難しい時期もあった。

 しかし、現在のDVD作品の販売価格は3,000円前後での価格が相場となっており、大人なら気軽に購入することが可能な時代となっている。

CDVD
 平成が過ぎた頃からアダルト作品の主流になったのが、DVDという記録媒体である。DVDはビデオテープに比べ、サイズがコンパクトで映像が美しいという特徴がある。

 また、大量生産がしやすいため、作品の販売価格が安価になったという特徴がある。このDVDの出現により、アダルト作品が気軽に入手しやすくなった。

Dブルーレイ
 「Blu-Ray」という記録媒体は「DVD」よりも、長時間の映像記録が可能となり、鮮明な画像を記録できるという特徴がある。

 しかし、アダルト作品に限らず、多くの映画で「DVD」の画像で問題はないという視聴者が多いため、「Blu-Ray」よりも、「DVD」のほうが出荷・販売数が多いという特徴がある。

Eネット配信
 昭和〜平成にかけて、様々なエロスの記録媒体が出現してきたが、それら全てを呑み込んでしまう利便性のあるツールに「ネット配信」が登場した。

 ネット配信では、インターネット環境を通じて、動画や雑誌などを配信してしまうという特徴がある。表のサイトでは、アダルトメーカーが配信した作品を安価に視聴することができる。表の逆のサイトに、海外の裏アダルトサイトでは、モザイクの無い作品や個人撮影(通称=個撮)映像を視聴することが可能となっている。

 流れとしては、エロを記録する「物」の形状はコンパクトになり、画質は鮮明になる傾向にある。
・ネット配信とは?
 現代では、ネット配信が主流になりつつあるが、DVDや書籍のエロ媒体も商品として健在である。

 しかし、ネット配信では、形状のある「物」を商品として作る必要がないため、メーカーはネット配信を中心に力を入れている傾向にある。

 ネット配信では、「物」の商品よりも、販売価格の割引率が高いサービスを提供していたり、見放題プランなどを企画し、「物」で購入するよりも、明らかに安価に購入出来るサービスが提供されている。

 ネット配信の最大の利点は、新作のアダルト作品を、発売日に必ず視聴できるという、メリットがある。

 現在のネット配信では、正規の大手メーカーの「表」の作品を視聴できるチャンネルや、個人撮影の「裏」と言われる映像を視聴できるチャンネル等、多岐にネットチャンネルが登場してきている。

 日本国内でのエロ映像は性器にモザイクをかけないといけないという、制度がある。モザイクの無いエロ映像を販売した際には、法的な取り締まり対象となる。

 しかし、欧米ではモザイクで加工することが無いため、海外のサイトを経由して日本のノーモザイク作品が視聴できるような状態となっている。

 海外にサーバーを設置し事業拠点を外国の会社にすることで、海外で映像配信をしていることになる。そういった、制度を利用して、表向きは海外企業のふりをして、日本国内向けに裏のエロ動画を配信している会社も存在している。その例で、有名な企業に「FC2 アダルト動画」がある。

 また、ネットオークションでは違法動画が氾濫しており、裏の作品をダウンロードしてDVDやUSBに映像を入れて販売している人もいる。

 詳しくは「ヤフオク」の「その他」カテゴリーの「アダルト」で検索すると、無数の違法作品が販売されている。

【検索フレーズ例:「鮮明」・「素人」・「個撮」・「個人撮影」】

 ヤフオクにログインをし、その他カテゴリーのアダルトジャンルに入って、上の「 」の中のフレーズを検索すると、裏エロの販売にヒットします。
・単語一覧
●映倫=「映画倫理機構(映倫)」の略称。「アダルト」作品や、「18禁」作品の基準を管理審査している一般財団法人。日本では、ここのチェックが無いと、市場でアダルト作品を発売することは出来ない。
 
●エロビデオ=アダルト作品の俗称。
 
【おまけ】
●衣装付き=作品で使用した衣類、もしくは同じ柄の衣類が商品の「おまけ」で付いてることがある。
●オフショット=出演者の作品の合間の映像や、何気ない会話がDVDに収録されている商品。
●サイン付き=出演者のサインが入っている。主に、パッケージにサインが入ることが多い。
●写真付き=出演者のサイン入りチェキや、生写真がおまけに付いている商品。
●特典DVD=インタビュー映像や、作品のカット映像が特典DVDには収録されていることがある。主に、初回限定盤の特典で付いていることが多い。
 
●オムニバス=複数の作品が、編集されて1本に収録されている作品。
 
●表=映倫のチェックを受けている作品。
●裏=映倫のチェックを受けていない作品。
 
●カップリングDVD=一本のDVDに2本作品が収録されている。
 
●国内正規品=日本国内で販売された商品。モザイクが入っている。
●海外版=海外で販売された商品。モザイクが入っていないことが多い。
 
●作品一覧=AV女優の出演作が一目でわかるリスト。
 
●サンプル動画(SAMPLE)=無料で見れる動画。簡易視聴ように編集されている。
 
●セル版=一般市場(正規のお店)で販売された商品。
●レンタル版=レンタルショップでレンタルされていた商品。レンタル版が販売されることを「レンタル落ち」と言う。
 
●単体もの=一人の女優さんが、メインで出演している作品。
●複数人もの=複数の女優さんが出演している作品。
 
●廃盤=製造が停止していて、入手が難しい「Blu-ray、DVD、ビデオ(VHS・βテープ)、LD」などの記録媒体。
 
●パッケージ画像 =出演者が商品のタイトル等に、写真で掲載されている画像。
 
●フェチ=特定のジャンルのマニアが好む映像。
 
●名作=ファンから根強く支持されている作品。
●復刻版=古い作品が再販された商品。
●再編集版=編集をし直して、再度、販売された商品。
 
●メジャーレーベル=大手のアダルトビデオメーカー。
●インディーズ=非大手のアダルトビデオメーカー。
 
●モザイク=日本では、基本的に映像で性器が露出することを禁止している。そのような理由から、性器にはモザイクをかけて市場で販売している。欧米ではノーモザイクが基本である。
 
●リモザイク版=古いアダルト作品のモザイクは、モザイクサイズが荒くて作品の雰囲気を壊していることがある。そういった、荒いモザイクを修正しなおして、再販した商品。
 
【レア作品】
●傑作=ずば抜けて、良質な作品のこと。
●発売禁止=市場に販売されることが禁止されてしまった作品。
●生産終了=製造が中止した作品。
●回収品=一度、市場に販売されたが、事情によりメーカーが回収した作品。
●絶版=再販されることがなく、再び売りに出されることが無い作品。
●入手困難作品=中古市場に出回ることが少なく、希少性が高い作品。ネットオークションでは高額取引される作品のこと。
 
●レジェンド女優=業界で一時代を築いた、有名女優。
●レジェンド男優=業界で一時代を築いた、有名男優。
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